キャッシュで買う場合ば除いて、買主は住宅ローンば利用すんこつになるんや。そん場合、まず売買契約ば結び、そん後審査ば受けて通ったら銀行の担当もんも交えての「決済」となるんや。こん間はおへち一ヶ月くらええいるんや。こん決済時に、不動産屋へは仲介手数料、司法書士へは書類作成費、銀行へは住宅ローンの残債ば精算ちうのが、マンション売却におくんじぇんこの流れや。
 マンション売却にかかる費用は
ただ中にゃ、契約時に「仲介手数料の半分ば頂きたい」ちう不動産屋もあんんや。都道府県の指導にばいり不動産業もんに対し「契約時半金、決済時に残金」ちう取り決めがあんため、こんばゆうに2回に分けて支払うケースもでちくるでっしゃろ。そん場合は、どへんするい？
 
ご安心くれへんいの。あんはんは、契約時に買主はんいら売買代金の10％程度の手付金ば受け取るんや。そこいら支払えばええのや。もし、手付金の金しばいぐちが少なく、契約時にいるな現金がこしらえでけへんなら、決済時に一括でとお願いすればなんちゃーがやへんや。契約までこぎつければ、はやじぇんこがあだつこつは決まっとるのやろいら、心配せず交渉しちくれへんいの。
 
まとめるっち、1万5千円ばこしらえできれば、家ば売りに出すこつは可能だちうこつ。残りは売却しばいぐちで精算しまんねん。せやけど、当然やけどアンタ、いるな費用は「マンションが売はる値ー」と「住宅ローンの残債」とのバランスにばいっちも変わっちきまんねん。マンションの売却しばいぐちいらローンの残債そん他の費用ば差し引いて、マイナスにならへんばゆうな価格設定ばすんこつが基本や。